30話 本地垂迹、泉光院稲荷


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  • コメント ( 1 )

  1. 秋田LV3

    ・本地垂迹

    仏教の力が強かった時代、日本の神は仏が化身して現れた姿という思想。

    本作の泉光院稲荷は、江戸時代に佐竹南家の私邸にあるお沢稲荷へ参拝したい民衆の願いを叶えるため、寺社『泉光院』に置かれたお沢稲荷の代替のような稲荷です。

    そんな泉光院稲荷は本地垂迹思想とは別物。
    お沢の代わりではあっても、仏の化身ではありません。

    ですが、稲荷を受け入れる下地に本地垂迹があったのは間違いなく、当時の神道と仏教がどういうものであったかを推察するには好材料だと思います。

    現在、泉光院も佐竹南家の私邸も無く、泉光院稲荷とお沢稲荷だけが残っています。

    本地垂迹と神仏分離を経た現代。
    用事で立ち寄ったお寺の片隅で、背丈ほどに伸びたススキの中に朱は剥がれ社が傾いた神社を発見。
    現代まで残り続けた泉光院稲荷は幸運で、こういった神社の方が多いのかもしれない…。
    そんなことを思いました。

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